就職体験記
2025年4月 藤原 昌子さん 50代(女性)
2025年4月
藤原 昌子さん 50代(女性)
プロキャリアに登録した理由
同期合格の方からご紹介いただいたからです。
転職活動を始めた時期
合格発表後すぐです。エージェント主催の司法書士事務所合同就職説明会に参加し、同日午後に数か所の事務所様から、事務所の特徴や仕事内容などを伺ったのが一番はじめの転職活動でした。
転職活動で大変だったこと
司法書士の仕事を具体的に思い描くことができなかったことです。司法書士試験の勉強を通じて、登記書類の作成方法は理解していても、実際の不動産登記業務や商業登記業務の段取りは分かりません。また、「決済立ち合い」もイメージできません。そして、試験勉強では登場しなかった「後見」や「家族信託」も、司法書士の仕事の範疇と分かったのですが、これらがどんなものかも想像できません。その状況下で、自分が司法書士になってどんな仕事をしたいのかを伝えるのはとても難しいと感じました。振り返れば、面接でとんちんかんなことを答えていた、というときもあったと思います。
就職活動をするときに心がけていたこと
まず、どんな司法書士になりたいか、ということを思い描きました。次に、その姿を目指すには、具体的にどんな仕事をしたいのか、どんな仕事をすればその姿に近づけるのか、ということを考えました。 何回か面接を受けるうちに、少しずつ司法書士の仕事が分かってきたため、希望する具体的な仕事内容は当初から少し変化しましたが、将来像はぶれることなく持ち続けました。結果的に、軸をしっかり持っていたことが良かったのではないかと思います。また、なぜその仕事をしたいのかを、自分の言葉で説明できることも大切だと思います。借り物ではない自分が考えた言葉で説明するのが、面接の際に一番響くと思います。
プロキャリアを使った印象
プロキャリア担当者が司法書士事務所を実際にご訪問なさった情報をもとに、所長や事務所の雰囲気、事務所の得意分野や特徴などを具体的にご説明いただけたのが、大変ありがたかったです。ご説明のおかげで、あらかじめ事務所の様子などを自分なりに想像しながら、安心して面接の準備ができたと思います。
これから活動を始める方へのアドバイス
もし、すんなり就職先が決まらなくてもあきらめずに、就職・転職活動を続けていただければと思います。私は、書類審査見送り、漸く面接に至っても見送り、ということが続いて、転職は無理ではないか、と感じる時期がありました。しかし、資格を使って人のお役に立ちたい、という気持ちが強かったので、それが面接できちんと伝わるように心がけました。そしてこの思いを受けてくださる事務所がきっとある、と信じて活動を続けました。軸がぶれなければ、きっとご縁があると思います。また、仕事を続けながら転職活動をなさっている方は、活動が仕事に影響しないよう、気持ちの切り替えも大事です。仕事は仕事、転職は転職ですから。
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