司法書士事務所合同説明会に参加することを決めたときに登録しました。異業種にいた私にとって、司法書士は未知の世界のため、事務所に就職するにあたり、様々な情報やアドバイスを得たいと思いました。

2023年11月初頭です。筆記試験の合格発表後にプロキャリア主催の司法書士事務所合同説明会のチラシを目にして始めようかと思いました。

異業種にいた自分にとって、司法書士業界は未知の世界でした。また年齢も就職活動に若干不利に働くような気がしていました。自分のやりたい業務、通勤時間、勤務条件(給与、休日、残業)、担当制か分業制かなどの諸条件にマッチした事務所探しに苦労しました。私は不動産登記はもちろんですが、商業登記、成年後見、裁判業務などの多岐に渡って経験を積みたかったので、特に事務所が扱う業務に注目しました。都内の事務所は求人数が多いですが、不動産登記中心の事務所が多いので、なかなか見つかりませんでした。

勤務条件と100パーセントマッチした事務所の理想があるとしても、妥協できる条件と絶対譲れない条件に分けて、希望する事務所を選んでいきました。また、将来独立を考えている自分にとっては、勤務することはあくまで修行期間と位置付けていたので、一番重視したのは業務の内容でした。 面接では、事前にネットで事務所のホームページを拝見して代表のお名前、理念や業務を覚えてから臨みました。面接時は明朗快活、等身大の自分を見せる、熱意を見せる、この三つを意識しました。今回就職することになった事務所は、面接直後に内定を頂いたのですが、「熱意を感じた」のがその理由とのことでした。

プロキャリアに登録後、担当者に自分のキャリアや事務所の勤務条件を伝えました。対応してくれた担当者はしっかりと私の話を聞いてくれて時折相槌や話を広げてくれるなどして、とても話しやすかったです。その後、メールで希望に合う多くの事務所を紹介してくれました。その中から候補を絞り、書類選考の流れになりましたが、これもプロキャリアが対応してくれたので自分は待つだけでとても楽でした。書類選考はすべてパスして面接になりました。面接時は担当者が付き添ってくれ、面接のアドバイスをもらったおかげで、あまり緊張することなく、面接することができました。３つの事務所の面接を受けて、２つ内定をもらいました。

各都道府県の司法書士会や司法書士事務所のホームページから採用情報を得ることができますが、すべて自身で就職活動を行わなければなりません。その負担を軽減したい、また事務所選びや就職活動のアドバイスを得たいと考える人は、プロキャリアの利用を勧めます。司法書士筆記試験発表後の11月初頭にプロキャリア主催の司法書士事務所合同説明会に参加しましたが、多くの事務所の採用担当者とお話ができて、求めている人物像、業界の状況、雰囲気やルールなどの情報も得られました。これは面接の予行練習になりました。また、就職活動のためだけではなく、今後この業界で活躍するための情報も得られたと思っています。